筆者が所属している男声合唱団タダタケを歌う会で初秋のイベントに出場する。 そのイベントの名は、『言の葉をめぐる旅2024 アカペラ合唱祭in大田区民プラザ』である。主催者のページはこちら。 主催者のXはこちら。 2024年10月14日(月)13:30 開演(13:00開場)15:53 演奏( ...
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男声合唱団タダタケを歌う会の愛唱曲プロジェクトのこと
筆者が所属している男声合唱団タダタケを歌う会で新しい試みがスタートしている。 一団員としては、次回の演奏会の組曲の選定が待ち焦がれているところではあるが。ただ手をこまねいてタダタケの楽譜をむふむふ眺めて三度のご飯をむしゃむしゃ食ってよく寝て早起きしてまたふ ...
男声合唱団タダタケを歌う会のコンサート「第捌」のこと
筆者の所属する男声合唱団タダタケを歌う会の演奏会が盛大に開催された。フライヤーはこちら。コンサート「第㭭」2021年10月16日(土)13:30開場 14:00開演於 光が丘IMAホール(都営地下鉄大江戸線光が丘駅)曲目第1ステージ 草野心平×多田武彦【草野心平】1.「作品第肆」 ...
男声合唱団タダタケを歌う会のコンサート「第捌」の続報のこと
筆者の所属する男声合唱団タダタケを歌う会の演奏会まであと2ヶ月あまりとなってきた。・・・公式HPではまだお披露目されていないが、フライヤーを入手できたのでコンサートの続報をお届けしたい。フライヤーはこちら。コンサート「第㭭」2021年10月16日(土)13:30開場 14:00開 ...
男声合唱団タダタケを歌う会のHPリニューアルと次の演奏会のこと
筆者の所属する男声合唱団タダタケを歌う会のHPがリニューアルされた。 コロナ禍にあっても、男声合唱の灯火をたやすまいと活動しているたくましい団のひとつと云っていい。筆者もメニエール病とお付き合いしながらも、2021年の3月からリモート練習になんとか参加している。 ...
津村信夫『父のいる庭』の中の「早春」の補足
男声合唱組曲『父のいる庭』の中の2曲目「太郎」及び3曲目「早春」については、以前拙ブログで取り上げた。津村信夫『父のいる庭』の中の「太郎」のこと 津村信夫『父のいる庭』の中の「早春」のこと 組曲の3曲目「早春」は、2曲目では男の子と思っていた「太郎」が生れたら ...
津村信夫『父のいる庭』の中の「紀の国」のこと
組曲の3曲目「早春」の記事からだいぶ間があいてしまったが津村信夫『父のいる庭』の中の「早春のこと」 さて、終曲である。筆者にとっては、思い出深いこの曲。1998年に『三崎のうた・第二』をとある東京の男声合唱団で歌ってから、しばらく多田武彦の曲から遠ざかっていた ...
津村信夫『父のいる庭』の中の「早春」のこと
「早春」 津村信夫 淺い春が好きだつた──死んだ父の口癖のそんな季節の訪れが私に近頃では早く來るひと月ばかり早く來る藪蔭から椿の蕾がさし覗く私の膝に女の赤兒爐の火がとろとろ燃えてゐる山には雪がまだ消えない椿を剪つて花瓶にさす生暖かな――あゝこれが「 ...
津村信夫『父のいる庭』の中の「太郎」のこと
毎度お世話になっております多田武彦〔タダタケ〕データベース のHPによると、男声合唱組曲『父のいる庭』の2曲目「太郎」は、津村信夫が子どもを授かった時の詩だが、生まれた子は女児だったという背景があったとのこと。この組曲は、家族に関する胸がほっこりとするエピソ ...
津村信夫『父のいる庭』の中の「父が庭にいる歌」のことの補足
先週から始まった怒涛の北海道出張まつりも三往復目。オホーツク海沿岸の稚内よりのとある街のホテルで闇に寝しづまっている家々を眺めながらこのブログを書いている。妻「遠征で疲れてんだから、早よ寝んか!」娘「インフルB型にかかってしんどいよ~。」父「・・・空耳ア● ...
娘葉子と父朔太郎の想い出と
いよいよあと7日間で企画展が終わってしまう。鎌倉文学館特別展「マボロシヲミルヒト」以前本ブログでも紹介した萩原朔太郎。白秋につづく詩の巨人として、その存在感は多大なものがあるだろう。娘萩原葉子がしるした「父・萩原朔太郎」(1979年中央公論社)を読んだ。その中 ...
津村信夫『父のいる庭』の中の「父が庭にいる歌」のこと
組曲の1曲め。「父が庭にいる歌」 津村信夫 父を喪つた冬があの冬の寒さがまた 私に還つてくる父の書齋を片づけて大きな寫眞を飾つた兄と二人で父の遺物を洋服を分けあつたがポケツトの紛悦(ハンカチ)はそのまゝにして置いた在りし日好んで植ゑた椿の幾株があへな ...
鉄道と詩人と父の思ひ出と
「上野ステエション」 室生犀星トップトップと汽車は出てゆく汽車はつくつくあかり点くころ北国の雪をつもらせつかれて熱い息をつく汽車であるみやこやちまたに遠い雪国の心をうつす私はふみきりの橋の上からゆきの匂いをかいでいる汽車のあかりもみえる橋の上(『抒情 ...
同じモチーフに見る津村信夫と三好達治の個性
多田武彦の作曲した『父のいる庭』(詩:津村信夫)『海に寄せる歌』(詩:三好達治)にも、娘が生まれた感慨を詠んだ詩がそれぞれ入っています。「早春」 津村信夫淺い春が好きだつた──死んだ父の口癖のそんな季節の訪れが私に近頃では早く來るひと月ばかり早く來る藪 ...
津村信夫『父のいる庭』のこと
男声合唱組曲『父のいる庭』を歌いました。名曲でしたので、少し調べてみたのをまとめてみます。津村信夫と男声合唱組曲『父のいる庭』のこと。男声合唱組曲『父のいる庭』1「父が庭にいる歌」2「太郎」3「早春」 4「紀の国」作品の背景☆昭和17年11月20日発刊。全33編☆昭和 ...