タグ:室生犀星

筆者が所属している男声合唱団タダタケを歌う会で新しい試みがスタートしている。次回の演奏会の組曲の選定がもうすぐとのことではやる気持ちを抑えきれずにいるところであるが。そんな時でも平常心で、愛唱曲を歌いたい。「時雨」   北原白秋時雨は水墨のかをりがする。 ...

室生犀星といえば、北原白秋の弟子にして三好達治のよき好敵手ともいえる偉大な詩人であり、作家である。この室生犀星の詩群の中から作曲されたのが男声合唱組曲『抒情小曲集』である。いつもお世話になっております多田武彦〔タダタケ〕データベースによると以下の7曲構成に ...

筆者の所属する男声合唱団タダタケを歌う会の演奏会が盛大に開催された。フライヤーはこちら。コンサート「第㭭」2021年10月16日(土)13:30開場 14:00開演於 光が丘IMAホール(都営地下鉄大江戸線光が丘駅)曲目第1ステージ 草野心平×多田武彦【草野心平】1.「作品第肆」 ...

多田武彦の作品は、組曲で聴くのが取り上げられた詩との対比もあって面白い。しかしながら、まだ知らぬタダタケの新しい曲との出会いも愉しみにしたい。そんな贅沢な(勉強不足の)悩みに答えてくれるのが、男声合唱団タダタケを歌う会のコンサートで設けられている企画ステ ...

筆者の所属する男声合唱団タダタケを歌う会の演奏会まであと2ヶ月あまりとなってきた。・・・公式HPではまだお披露目されていないが、フライヤーを入手できたのでコンサートの続報をお届けしたい。フライヤーはこちら。コンサート「第㭭」2021年10月16日(土)13:30開場 14:00開 ...

今回は「春の寺」のはなしの第2弾。第一弾及び参考記事はこちら。 三好達治『わがふるき日のうた』の中の「甃のうへ」の補足 室生犀星の生い立ちについては、室生犀星記念館のHPに詳しく紹介されている。室生犀星記念館のHPはこちら このHPからは室生犀星にはこんなイメージ ...

多田武彦が作曲した詩人についてもっと知ってみたい、他の作品にもふれてみたいと思ったときに、文学館や記念館にいってみることも楽しいかもしれない。また、いろいろ調べるときに役立つかもしれない参考機関や書籍もふくめたなんちゃってリンク集。北原白秋(1885-1942)北 ...

多田武彦の作品は、組曲で聴くのが取り上げられた詩との対比もあって面白い。しかしながら、まだ知らぬタダタケの新しい曲との出会いも愉しみにしたい。そんな贅沢な(勉強不足の)悩みに答えてくれるのが、男声合唱団タダタケを歌う会のコンサートで設けられている企画ステ ...

最近、お疲れモードのせいかしみじみとした詩を身体が求めている気がする(笑)さて、組曲『叙情小曲集』の終曲である。「信濃」 (編がさやちらと見しもの雪のひま)   室生犀星雪といふものは物語めいてふりこなになりわたになり 哀しいみぞれになりたえだえにふり  ...

拙ブログの別の記事で、「本歌取り」という視点から室生犀星「春の寺」と三好達治「甃のうへ」について随分前に書いた。三好達治『わがふるき日のうた』の中の「甃のうへ」の補足 今回は、その室生犀星「春の寺」の話。「春の寺」   室生犀星うつくしきみ寺なりみ寺にさく ...

妻「たまの休みだというのに、  あんた、今どこでなにしとるんじゃ!」父「寸暇バカンス。   @田端」妻「あんた、前回(こりない男の「前橋文学館と萩原朔太郎記念館」来訪記)で  反省してなかったんか!」 父「最近、詩人のインプットが       弱かったんで・・ ...

「上野ステエション」   室生犀星トップトップと汽車は出てゆく汽車はつくつくあかり点くころ北国の雪をつもらせつかれて熱い息をつく汽車であるみやこやちまたに遠い雪国の心をうつす私はふみきりの橋の上からゆきの匂いをかいでいる汽車のあかりもみえる橋の上(『抒情 ...

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