大きな見出しをつけてしまって
後悔してしまったが、
筆者の所属する
男声合唱団タダタケを歌う会
演奏会の余韻が冷めやらぬうちに
ということでひとつご容赦を。
9thConsert
私が合唱、とくにタダタケを歌う理由は
取り上げられている詩との出会いと
それが曲となってつくりあげられる音楽に
どっぷりと浸りたいからである。

おおきな言い方になって恐縮だが、
指揮者やアンサンブルリーダーによって
練り上げられる音楽が縦の糸と言える。
別の言葉でいうと縦軸とも言える。
それに対して、
詩について、書かれた背景を調べたり
モチーフは何なのだろうかなどと
イメージをふくらませることや、
一緒に歌うメンバーとの練習を通じて
曲に対する熱量を高めていくことが
横の糸と言える。
別の言葉でいうと横軸とも言える。

縦の糸と横の糸が織りなす布が
きめ細やかなものなればなるほど
いい音楽になると信じている。
縦軸と横軸の数値が大きくなって
大きな図形を描けると信じている。

妻「なんか中島み○きさんの『糸』みたいだね」
夫「・・・大好きなんです。」

そして、今回の演奏会で横の糸を紡ぐために
参考にしたのがこちらである。

〔作曲家〕


作曲家多田武彦
及び全組曲の情報については、
こちらのサイトが大変参考になります。

〔詩人〕

まだ訪問できていないが、いつかきっと。

〔本屋さん〕
筆者の住んでいる千葉県で最近何度も
訪れている本屋さん。
いつもちゃぶ台のある畳の部屋で
豆から挽いた珈琲をごちそうになりながら
ごろごろと本と一緒にすごせる貴重な場所である。
なんか店主のお宅にお呼ばれしているようで
私のサードプレイスとなっている。


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そこで出会ったのがこの3冊。
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中原中也の曲集を歌う私にとって
最後のスパイスをふりかけてくれた気がして
とても温かい気持ちになれた。
本との出会いはまさに一期一会である。
「努力は夢中に勝てない」
これは本番1週間前の最終強化練習で
指揮者の髙坂先生が
メンバーにかけてくれた言葉であるが
まさに名言。
これからも夢中になって
タダタケの曲を歌っていきたい。

おわり。


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