先日、色々あって
3泊4日の入院と手術を
受けてきた。
全身麻酔を伴う手術だったので
無事終わってほっと一息。
医者からは、
全身麻酔をしている間にあっという間に手術は
終わりますよ、と
説明を受けていた。
その全身麻酔の時に
不思議な体験をした。
手術台に横になって
酸素マスクをつけた瞬間、
ふっと気が遠くなる瞬間があった。
時間にして1,2秒。
以下その時に見た夢?のようなもの。
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映画「天空の城ラピュタ」の一シーン。
パズーとシータが
飛行石を抱いて
炭鉱にゆっくりと下降していく
有名なシーンがある。
その映画と同じように
私は独りで下降していた。
言葉にならない叫び。
そのとき、カミサンが
「あなたは歌っていいんだよ」
といって、
私の手を取り、一緒に下降してくれた。
私は無事に地面に着地することができた。
私は少し泣いた。
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天空の城ラピュタ(1986年/日本)
【参考サイト:映画.COM】
ふっと気が遠くなったなと
【参考サイト:映画.COM】
ふっと気が遠くなったなと
思った次の瞬間、
医者から「お疲れ様でした。」の声。
もう終わっていたんだ。
実際は1時間位の手術だったようだ。
夫「・・・という訳で以下略。」
妻「・・・(喜)アンタ、合唱好きだもんね。」
娘「・・・(涙)私は出てこなかったの。」
夫「・・・(汗)もう高校生なんだからいいだろう。」
こんなささやかなやり取りで、
私は少し泣いた。
このブログを書き始めた頃は
小5だった娘ももう高校1年生。
最後に歌ったのは
もう1年以上前になってしまったのか。
メニエール病の症状は、
少し改善したとはいえ、
まだ耳鳴りがするから
メンバーとハモるのは正直難しい。
合唱復帰はもう少し後になるだろう。
でも、いつか体調を万全にして
合唱を歌いたい。
思いっきりタダタケを歌いたい。
そんな自分の原点に立ち戻った
不思議な体験だった。
おわり。
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