連日の暑さにすっかりまいっている。

こう暑いと何もする気がおきない。
こんなときには、
手持ちの情報でやりくりするに限る。

本ブログを書くきっかけとなった
多田武彦『わがふるき日のうた』の終曲。
いちど拙ブログでも取り上げたことがある。
三好達治『わがふるき日のうた』の中の「雪はふる」のこと

「雪はふる」の旅の記録写真を
あげて少しでも涼し気な気分に
浸りたい。

「雪はふる」

   三好達治

海にもゆかな
野にゆかな
かへるべもなき身となりぬ
すぎこし方なかへりみそ
わが肩の上に雪はふる
雪はふる
かかるよき日をいつよりか
われの死ぬ日と願ひてし 

(『砂の砦』臼井書房/1946年)


福井県の東尋坊にある

三好達治の詩碑文学碑

三国の風景2
春の岬旅のをはりの鴎どり

浮きつつ遠くなりにけるかも

三国の風景3
詩碑文学碑からの海の眺め
三国の風景1

男声合唱組曲
『わがふるき日のうた』が
収録されているCD
わがふる1
これを聴いて三国の風景を
懐かしむ
わがふる2

おわり。


にほんブログ村 音楽ブログへ 
にほんブロ