読み疲れた時に、ほっと一息の時間。

筆者も、一時のスランプを脱して
やっと多田武彦のCDが再び聴けるように
なってきた。
毎週出張続きで、実際に歌う時間は
捻出できませんが。涙。

さて、多田武彦食わず嫌い王決定戦が
あるとすれば(そんなものありはせぬが)
「●●第二」ものはどうも・・・。

と思っていたのだが
ひょんなことで
草野心平『草野心平の詩から・第二』
聴く機会に恵まれた。

男声合唱組曲『草野心平の詩から・第二』
1「雷雨」
2「秋」
3「鬼女」
4「岩手荒巻」
5「冬」
6「龍安寺方丈の庭」
7「竹」
8「竹」
9「竹」
10「オホーツク」

特に、終曲の「オホーツク」の雄大さは、
仕事で度々オホーツク近辺を訪れるように
なってからは、実感を持って聴けるようになった。

しかし、なんといっても一番好きなのは
4曲目の「岩手荒巻」。
この曲の出だしのハミングが、
涙なしには聞けないくらい大好きになった。

やはり、食わず嫌いはいけませんな。

あまりに感動したので、
緊急家族会議を招集し、
父、タダタケ好きの妻、
タダタケ好きの娘(中2)
の3名で「岩手荒巻」を聴いた。

涙ぐむ父。
息をのむ妻。
感動した娘の一言。
「これって『孤独のグ●メ』のタダタケ版だね。」

詳細は省きますが、
娘よ、そのボケは自由すぎだ。

おわり。

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