こつこつと書き溜めてきた
拙ブログではあるが、
当然のことながら、
多田武彦が作曲した詩人は
全て網羅できているわけではない。

(拙ブログの参考記事)
多田武彦が作曲した詩人たちをざっくり知るために
http://blog.livedoor.jp/hirolead/archives/47511292.html

色々な条件がある中で、
一番有力な動機は、
時間がナイ
「人事は棺を蓋(おお)うて定まる。
~人間の真価は、死んでから決まる。の意~」
(『晋書/劉毅伝』から)
ということになるだろうか。

まだ、己の中で機が熟していないので
まだ、こえてはならないものがあると
感じているから。

少なくとも没後五十年。

しかしながら、作品の概要などで、
既に人口に膾炙しているものは除く。
あくまでも、詩の全体については
まだ書いていない、書けない、ということ。

そんな訳で、いつかは、と
思っている没後五十年が
たっていないので
まだ取り上げていない詩人たちと
書いてみたい曲集たち。

草野心平
『草野心平の詩から』『北斗の海』
伊藤整
『雪明りの路』『吹雪の街を』
堀口大學
『雪国にて』
田中冬二
『北陸にて』
などなど。

今のところは、
演奏したり演奏をきいたり
することで潮が満ちてくることを
楽しみにしていたい。

おわり。


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