いよいよである。
GWを返上して
こつこつ働いた
おかげで
平日に
休みが取れたのである。
いよいよである。
そんな訳で
先週末
噂の企画展に
馳せ参じたのである。
神奈川県藤沢駅から
江ノ電に乗って
由比ヶ浜下車。
途中、コバルトブルーの
湘南の海を眺めながら
三好達治と
丸山薫の友情に
思いをはせ
(うかつにもタダタケを
BGMできいていたので)
少し涙ぐんでしまい、
駅で小休止してたどり着いた。
鎌倉文学館
特別展「マボロシヲミルヒト」
http://www.kamakurabungaku.com/exhibition/index.html
平日だったが、
結構、にぎわっていた。
遠足?修学旅行?の
高校生と、
文学が好きですオーラを
全身にまとった
おねえさま方が
多かったが。
青春のかおり高く
おしゃれな朔太郎らしい。
なぜか納得。
さて、肝心の企画展は、
貴重な資料が
ずらりと並び、
息をのむ迫力が
あった。
流石である。
中でも、
朔太郎と
親友室生犀星のくだりは
展示を手掛けた職員の方々の
熱意が伝わり、
こみあげてくるものがあった。
そして、
朔太郎の弟子である
三好達治の直筆の色紙が
そっと、
目立たないが
しかし
重要な場所に
一枚飾ってあった。
そうか、犀星と達治と
そして
鎌倉文士達(100人を超える!)
の想いを凝縮して
こういう配置にしたのか、と
頭がさがる想いであった。
また少し泣いてしまった。
訪れる人の心を動かす展示。
心にとめて
自分の音楽活動に活かそうと
思った。
おわり。
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